先月上棟を終えました "富士宮 渡あごの家"
32坪 純和風 平屋建ての住宅です。
長い長い設計期間を経て、ようやく工事に入りました。
今回は "渡あご工法" で、柱と梁の接合部に金物を使わない伝統工法で建てる家。
最近ではプレカット工場で柱や梁を製材するのが当たり前の時代となりましたが、
昔は大工さんが一本一本材料を見極め、墨を出し、カンナやノミを使って手で刻み、加工していました。
↓このような継手も全部大工さんの手で刻んだものです
↓柱と土台を組み合わせるのも、金物を使わず "込み栓" で。
↓柱と梁を組み合わせるのも "込み栓"
↓これが "込み栓" です。よーく寝かした樫の木を使っています。一番強度が出るそうです。 材木屋さんいわく、金物で接合するよりも強いとのこと。
↓外観は、シンプルな切妻屋根。
お天気にも恵まれ、無事に上棟を終えることができました。
上棟式の後には、お施主様のご希望で投げ持ちをやりました。
最近では投げ持ちをやるお宅はなかなか無く
お施主様も「集まりますかね・・・」と心配していましたが、
大勢のご近所さんたちが集まってくれました。
・・・子供も大人も必死!!!!笑
大盛り上がりの一日となりました。