建築レポート

2026.02.20

空間に合う照明デザイン

現在計画中の案件で照明の打合せがあり、最初のたたき台として弊社からご提案をさせていただきました。

支給品としてウォールナット系の家具を選定されていたことなどからお施主様のお好みをイメージして、

落ち着きのある上品な雰囲気づくりができるよう、

派手ではないけれど少しひねりのある照明を選定してみました。

勉強不足ながらじっくり考えて選んだので、お気に召していただけるといいなと思います。

照明は機器自体のデザインや機能性がもちろん重要ですが、

変わった配置や使い方を発見するのも楽しいです。

これまで訪れた場所で気になった事例を4つご紹介します。

 

●MIYASHITA PARK @渋谷

エキスパンドメタルで配管類を隠すよう配慮しつつ、

それだけでは芸がないと言わんばかりの豆電球。

店舗側はお店が引き立つように控えめにスポットライトを向けてあり、

動と静の印象でさりげなく区分けしてあるように感じました。

 

●ニュースパーク(日本新聞博物館) @横浜

まるでシーリングライトのようなシャンデリアです。

奥のブラケットライトと合わせて、大ぶりかつプレーンなデザインが階段の迫力を引き立てています。

昨今シーリングライトはあまり使われなくなっているように感じますが、

この場合は空間に効果的にマッチしているように思いました。

 

●京都鳩居堂 本店 @京都

内藤廣建築設計事務所が手掛けた建物で、トラスの変形型の天井が有名な建物です。

低い位置にスタンド照明を配置していることで天井が広々と映えています。

建物の箱に、店舗のセットの一部として組み込まれている照明という印象です。

冒頭のお客様のご提案についても、このような質感をイメージしました。

 

●八戸市立美術館 @八戸

幾何学的な空間の中に、点の連続(線)の照明であるのが調和がとれていると感じました。

1階部分の照明はスポットライトでした。

展示作品を照らしたいのであれば壁沿いにラインライトを入れてもよいのでは、とも思いましたが、

やはりスポットライトのほうが使い勝手がよさそうです。

数が多いことで規則的に見せられているように思います。

 

訪れた際には馬場のぼる展が開かれており、ユーモラスで心あたたまる展示でした。

上からのぞいているねこがまた、空間に対していいギャップです。

八戸市立美術館は、青森県内の他の美術館と比べると控えめなデザインという印象でしたが、

照明計画からも規則性のあるこだわりを感じられました。

 

公共施設の照明についてではありましたが、

様々な事例を見てその照明の必然性について考えるのは日々の仕事に還元されると思うので、

これからも行く先々の照明を気にしてみたいと思います。

 

 

作成者:の

TEN ARCHITECTS DESIGN
TENアーキテクツの家が
ピッタリな方はこんな方
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    全て納得したい。

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    こだわりを実現したい。

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    他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

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    一緒に家づくりをするパートナーを探している。

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    じっくり取組みたい。

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    人と同じ家はいやなんだ。

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