建築レポート

2026.04.21

地震 < 火事

大阪というと誰しもが思い浮かべるのがあの景色、

あの大阪を象徴する景色を形成している屋外広告の半数超が違法状態であると報道されました。
事の発端は道頓堀のビル火災がきっかけです。

道頓堀広告、半数超が違法 2人殉職火災で大阪市調査

簡単に言うと都心のビルが密集しているエリアでは屋外広告は

その主要部分を不燃材料で造る、または覆わなければならない

はずなのに、
実際にはその半数以上が守られていない看板であるということが大阪市の調査で判明しました。

 

この「不燃材料」とは一体何のことでしょうか?
建築基準法での定義では、

通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後二十分間次の各号(建築物の外部の仕上げに用いるものにあっては、第一号及び第二号)に掲げる要件を満たしていることとする。
1. 燃焼しないものであること。
2. 防火上有害な変形、溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること。
3. 避難上有害な煙又はガスを発生しないものであること。

つまり、20分間は安全を保てる=避難できる時間を20分は確保できているという意味なんです。
不燃材として該当する素材は、コンクリートやれんが、瓦、金属板、ガラスなど17項目が基準法によって厳密に定められています。
それ以外にも準不燃材料(10分間)と難燃材料(5分間)と更に細分化して定義されています。

でも、なぜここまで細かく規定されているのでしょうか?

日本は昔から木造の建築物が多くあり、火災による人的被害が歴史的に多かったことから、必然的に「火事」の規定が多く盛り込まれることになったと思われます。
もちろん地震に関する規制も大きな災害がある度に法改正が行われ追加されきましたが、
それでも火事のほうがより身近で起こりやすい災害であり、防げる災害であるということなんでしょうね。
少なくとも大阪の道頓堀の風景はこれからも残してほしいものです。

 

一級建築士 牧田

TEN ARCHITECTS DESIGN
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