建築レポート
一口に木材といっても樹種によっては性質は多種多様です
今ではエンジニアリングウッドなど品質を一定に保つ技術が普及していますが
日本人は昔から木の性質を理解し古来より建築に活かしてきました

代表的な国産材として例をあげると
🌳杉(スギ) 針葉樹 日本で一番多く植えられている木、日本の固有種
主な使用箇所:柱、母屋、天井板、床板、造作材、樹皮は屋根葺き材
🌳桧(檜・ヒノキ) 針葉樹 耐久性に優れ特有の芳香、仕上げの光沢
主な使用箇所:土台、柱、梁、天井板、造作材、樹皮は屋根ふき材
🌳唐松(落葉松・カラマツ)落葉針葉樹 集成技術により大型木造建築に使用
主な使用箇所:土台、梁、杭
🌳桧葉(ヒバ)別名 明日桧(アスナロ)独特な強い香り、腐食に強い
主な使用箇所:土台、軒廻り、濡れ縁、浴室
🌳欅(ケヤキ)落葉広葉樹 固く耐久性が高く寺院、神社、和太鼓、神輿、箪笥に使用
主な使用箇所:大黒柱、床、床の間、上がり框、家具天板
🌳栗(クリ)落葉広葉樹 食用の実がなる、縄文時代より建材として使われていた
主な使用箇所:土台、柱、造作材、内装材、家具
ここにあげた以外でも国産材、外材も含めるとかなりの樹種を建築では使用しています

【静岡乾燥木材加工センター】
法隆寺西院伽藍を支える木材には桧が使われています
桧は伐採されてから200年間は強度が増し1000年以上も使い続けられるとされています
清水寺の清水の舞台は欅で造られています
欅の耐用年数は1000年ともいわれ、神社仏閣の柱として大切な木材です
清水の舞台は樹齢は約400年ほどの大木が使われています
白川郷の合掌造りの主要部材は主に栗が使われています
水や湿気に非常に強く、また防虫や防腐を行う事なく長期間の使用にも耐えます

また木材は樹種によって重さ、硬さ、曲がりの大小など特性があります
先人達はそれぞれの木材の特性をい活かせる用途を考えて、身の回りの生活用品、船や建物に
巾広く様々な木材を活用してきました
現代では木材の加工、製品化の技術が進歩し、柱や梁、構造材としコンクリートや鉄と共に使用されることが
可能となり、適材適所に使い意匠や環境的にも優れた建築が生まれています
これからも人は限りある資源を活用し、様々な技術を駆使し、今後も建築を変えてゆくのでしょう

屋外のデッキを作った際に、切り落とした長さ60センチ程の材料(セランガンバツ)を
捨ててしまうのが忍びなく、昼休みを使いコツコツと事務所裏にテーブル、チェアを創ってみました
重く、非常に硬い樹種ですので素人には加工するのも難しかったですが、座って飲む珈琲は格別の味で、
お気に入りの場所がまた一つ増えました

【伐採された木の上がお気に入りのライオンキング】
適材適所とは、その人の才能や性格を見て能力の発揮できる役職や任務をあてがう事(人を起点とする)
適所適材とは、求められる職務やスキルをあらかじめ決め、その条件に合う人材を配置する事(仕事を起点とする)
『自分にとっての適材適所を見つけるには、自分の強みや価値観を知り、力を発揮できる環境を自ら見極める事が大切だ』
と昔、誰かに言われた気がするが、いまだに自分の事はよくわからない
木材の使い方、使い分け、性質ならわかるのだが。
Like-Sunny


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。