施工レポート

2009.04.09

環境にやさしい多機能な壁(小舞下地の土壁)

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壁の下地は今ボード下地が普通ではないでしょうか。

これから建つ家が将来ゴミにならない様に勤めたいものです。 

又、工業製品は、それに含まれるホルムアルデヒドを代表する健康被害が心配です。

土壁は大量の藁が中に入っています。

その土壁の中の藁が断熱の役目を果たし冬暖かく、夏涼しい家が出来ます。 

老後安心できる家、小さい子供のいる方、化学物質を使いたくない方には良い工法です。

土壁には色々なな効能があり、代表的なものは、湿度調整作用があります。 

その他にも土壁には夏の夜にエアコンが要らないとか、深い睡眠が出来る,音が響かないう特長もあります。

土壁は何か落ち着くと言うような事をおっしゃられる方もいらっしゃいます。

またこの土壁の作用は永遠に変わりません。

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主な土壁の作用

壁体の蓄熱作用 
土壁は熱しにくく冷めにくい特長がある。(蓄熱作用)
室内の温度変化がゆるやかなので結露しにくい。また不快感が減少する。
(例)土蔵の中はつゆの時期に、さささら、夏にひんやりし、保存に適している。

防火作用
建築雑誌社の実験で6cmの土壁を1000℃で熱した場合、反対側表面は100℃までしか温度が上がらない。

湿度調整作用
湿度が上がりにくくカビ、ダニなどの防止できる。
夏湿度が下がる事により、涼しく感じる。
冬乾燥しすぎる事を防ぐ、気温の割りに暖かく感じる。
(粉塵が舞いにくい→風邪をひきにくい。)

防音効果
土壁内部には空洞がなく厚さがあり、又一定の重さがある為、防音効果に優れている。

自然素材なので人体にやさしい
防臭効果がある。
タバコの煙や浮遊粉塵などの汚染物質を吸着する働きがある。
さらに吸着後の放散量も少ない。
破棄時にも有害な物質を出さない為、地球環境や健康上、すぐれている。

古くなったら味が出てくる。(対応年数が長い)
通常ビニールクロスなどは10年も経つと、のりが表面に出てきたり、継ぎ目が出てきたり又、カビなどが付着してきたなくなり張替え、塗り替えを余儀なくされる事が多い。
しかし土壁や漆喰などは、一般的な汚れは付くが、それが味わいになってくる。
又職人さんが、一つ一つ表面を仕上げていく「手仕事の痕跡」から温かみを感じる事が出来る。

 

 

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