設計レポート

2017.11.17

マンションリノベーション事例

rinobeplan.jpg

あえて間仕切らない。「置く」手法

 

部屋を造る時、

普通はどう仕切れば良いのかを考えると思います。

間仕切る事でプライバシーを確保したり、

空調が効きやすくなったりなど、

メリットもありますが、

反面デメリットも出てくるでしょう。

細かく部屋を間仕切る事で、

1つの空間が小さくなり狭さを感じてしまったり、

窓がとれなく暗く換気できない部屋になってしまったり、

個室に子供がこもってしまい

コミュニケーションが取りにくくなるなどです。

仲の良い家族なら完全な間仕切ではなく、

最低限のプライバシーを「置き家具」などで

柔らかく仕切る事も一つの方法と考えます。

 

このリノベーションプランは、

北側1部屋と水回り部分は、

既存の間取りを生かす事で、

最低限のプライバシーは確保しつつ、

その他の部分の間仕切りは全面撤去し、

中央に置き家具を配置するイメージで計画しています。

中央の置き家具は、「コア」とし、

様々な機能を付加します。

「コア」の配置を斜めにすることにより、

空間に変化を持たせ、

空間をあいまいに仕切り、

又遠近法を利用して広がりを感じさせます。

又、必要な収納を「コア」にまとめる事で

コストの集約を図り、

後々のライフスタイルの変化による

間仕切りの変更に対応させます。

又、照明などもそのコア部分に内蔵し、

部屋の各所、

又は風合いのあるコンクリート打ち放しの天井を

照明し柔らかな光を部屋に落とす計画にしました。

 

既存写真1
kizonn 1.JPGのサムネール画像
既存写真2
kizonn2.JPG
リノベーション後パース1
rinobe1.jpg
ノベーション後パース2
rinobe2.jpg

 
 
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