私が担当させていただいた中之郷の家についてのご紹介とともに、建築あるあるの話をします。

この住宅では、お施主様のお好みに合わせてインダストリアルな空間づくりを目指しました。

「コンセントやスイッチは新金属のプレートを使ってみたい」「トイレ手洗いは下の収納が木目だったらいいな」

などなど様々なお施主様のご要望と、

「キッチン周りを格好良く、お手入れもしやすく」「なるべく取っ手はなくしたいけれど、必要ならば少しでも調和するものを……」

などなど弊社のこだわりを合わせた結果、

お施主様だけの特別な住宅に仕上げることができたかなと思います。

洗面、トイレ、キッチンと、それぞれの画像1枚1枚に映るものにいくつものこだわりが詰まっています。

解説すると長くなりますので、また機会があれば取り上げたいと思います。

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今回の本題は、建築あるあるです。

お施主様からのご要望や弊社が目指す意匠を叶えていくために、

メーカーがこういう製品を出してくれたらな～！という瞬間が少なからずあります。

この業界に携わる誰もが感じるあるあるだと思いますし、

おうちづくりに関心を持って調べている方もまた感じる機会があると思います。

中之郷の家では、例えばPanasonicの新金属プレートを使いたい！となれば、

同じPanasonicのSO-STYLEのスイッチと組み合わせてみたり、

(Panasonicのフルカラーシリーズにもグレーのスイッチがありますが、

ホタルスイッチのデザインがSO-STYLEの方が形・光の色ともにスマート)

トイレに木目が映える手洗いを、となれば、

サンワカンパニー(現ミラタップ)のレプト手洗いボウルを使って、下の収納は作ってみたり。

乾太くん(ガス乾燥機)の外の排気フードはシルバーなので、外壁に合わせて黒く塗ったり……などなど、

市販品を買ってつけるだけ、とはいかないことでも、工夫して少しでもよりよいものを揃えたいと思っています。

そうやってこだわった一つ一つが住まいへの愛着につながると信じています。

建築当時、Panasonicでは「クラシックシリーズ」として新金属プレートをタンブラスイッチと組み合わせる

コーディネートはあったのですが、

SO-STYLEと組み合わせるそれはなく、メーカーに問い合わせたり電気業者さんと相談したりしながら取り付けました。

(スイッチとプレートのサイズに大きな誤差がないので、問題なく使用できました。)

しかしこの度、新しくアドバンスシリーズからも新金属プレートが発売されていました！

https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/haisen/switch_concent/advance/lineup/newmetal_plate/

この製品はSO-STYLEシリーズにも対応するとのことです。

このように、ほしかったものが後から発売されることが時々あります。

これからの提案の幅が広がるのでメーカーさんのリサーチ力や開発力に感謝です。

乾太くんの排気フードやガスコンセントなど、もう少しカラーバリエーションがあればな～と思う製品が色々あるので、

現場の声が届けばいいなと日々思っています。

私たちも新製品情報のチェックを怠らずに、最善のご提案ができるよう情報収集していきたいと思います。

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