建築レポート

東海大学海洋博物館をご存知でしょうか?
静岡で育った方なら一度は訪れたことはあるかもしれません。
自分も幼い頃に何度か訪れた記憶があります。
残念ながら現在は海洋博物館は一般公開を終了し、
学芸員を養成するための研究施設などを一部残して解体が決まっているとのこと。
その一般公開されている最後のタイミングで訪れました。


目玉の巨大な水槽は、今でこそ当たり前となっているアクリルガラスによる大水槽の先駆けらしいです。
高さのある水槽は海の生態系を表現するかのように、水槽上部下部で異なる魚群を見て楽しめました。


個人的には魚よりも2階の博物展示の方に興味があり、
機械仕掛けの魚や水生動物にワクワクしましたり、
水圧の大きさを示す展示は、当時は意味を良く分からないにも関わらず記憶にしっかりと残っていました。
また併設の東海大学自然史博物館も訪れてます。
幼い頃はご多分に漏れず恐竜が好きでしたので、
あまりに期待値が大きくなり、展示の恐竜の骨格標本の数が物足りず消化不良だった記憶が蘇りました。

ただ改めて訪れた際に気づいたのは、この建物の素晴らしさです。


ヴォールト天井の映る骨格標本の影に、なにか不気味な印象を覚える独特な空間があり、
外観も尖頭アーチの開口部が連なる立面には、現代建築にはない美しさがありました。
調べてみると、建築家山田守氏による設計
(正確には氏没後、設計事務所のスタッフによって竣工)
驚いたのは氏の戦前の代表作と言われる東京中央電信局にそっくりだそうで、
検索してみると、確かにそっくりでした。
海洋博物館は閉館してすでにしばらく経ちますが、
後継施設となるうる海洋ミュージアムは物価高騰により着工が遅れている状況です。
なんとかして残せたら…と思ってしまいたくもなりますね。
個人的には東海大学自然史博物館の建物としての価値を鑑みてほしいです。
一級建築士 牧田


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。