設計レポート

2025.12.03

防音室|実際の現場見学で見えてきたこと

現在担当しているお施主さまより、
「自宅に音楽用の防音室をつくりたい」というご相談をいただきました。

ヴァイオリンやエレキギターを演奏されるとのことで、
一般的な防音ではなく、ワンランク上の遮音性能が必要になります。

そこで今回は、同じメーカーの防音室を採用している物件が
ちょうど社内で進行中だったため、お施主さまと一緒に現場見学へ行ってきました。

■ 見学した防音室について

伺ったのは、ダイケンの「スタンダード防音タイプ」を採用した現場です。
用途はゴルフシミュレーターやシアタールーム向けのプランで、弊社でも採用実績の多いタイプです。

今回はお施主さまの了承を得て、実際に楽器を鳴らし体験してみました…すると...

・部屋の外に出ると、ほとんど音は聞こえない
・室内にいると、わずかに漏れを感じる部分がある

この“わずかな音漏れ”がどこから来ているのか、施工状況も含めて確認していきました。

現場を細かく見て気づいたのは、扉まわりの遮音が一番弱点になりやすいということ。

今回見学したお部屋の扉は1枚仕様でしたが、音楽室として使用する場合は
二重扉にすることで遮音性が大きく向上するのではないか?と考え、

担当するお施主さまの物件では扉を2枚にしようという結論に至りました。

■ お施主さまが希望されている仕様について

今回ご検討いただいているのは、同じダイケンの上位グレードである 「プレミアム防音」タイプ。

楽器演奏向けに作られたシリーズで、遮音性能がスタンダードよりさらに高いのが特徴です。

同メーカーで構造や納まりが近いこともあり、今回の現場見学は非常に参考になりました。

お施主さまご自身にも実際の空気感を体験していただき、「このくらいなら安心」「この部分はもっと強化したい」など、
具体的なイメージを共有できた点が大きな収穫でした。

■ 現場見学をおすすめする理由

弊社では、防音室・ガレージといった特殊な用途の空間設計にも積極的に取り組んでいます。

弊社で設計するにあたり、もし検討中の仕様と同じまたは近い内容の現場が社内で進行しているタイミングであれば、
お施主さまの了承を得たうえで実際の現場見学も可能です。

・カタログだけでは分からない音の感じ方
・扉や換気口などの“音が抜けやすいポイント”
・素材の質感や室内の雰囲気

こういった部分は、現地で体験すると検討が一気に進むことがあります。

■ 最後に

防音室は「性能」も大事ですが、実際に体感することで分かることがたくさんあります。

今回の見学を通して、お施主さまの「こうしたい」をより明確にできたのが大きな一歩でした。

今後も、お施主さまに寄り添いながら、用途に合った最適な防音空間をご提案していければと思っています。

 

二級建築士 風見

↑※防音室初期案です。特殊な仕様だとパース作りも楽しい時間です。

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    全て納得したい。

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    こだわりを実現したい。

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    他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

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    一緒に家づくりをするパートナーを探している。

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    じっくり取組みたい。

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