建築レポート
資生堂アートハウスをご存知でしょうか。
掛川市にある私設美術館です。

設計は谷口吉生、高宮真介両氏による作品。
建物は1980年(昭和55年)に「日本建築学会賞」を受賞している谷口氏による初期の名作と言われています。
残念ながらこの施設は2026年6月をもって閉鎖されることが決定しています。
公式HPフロアガイド(外部サイト)
平面構成はS字状の壁面を取り巻くように展示室が配置される構成。
JR東海道線の傍に立地しているのですが、
窓から見える景色はそれらを含めた周辺の建物を隠すように大きな樹木によって隔絶されていて、
建物内は美術館特有のゆっくりと時間が流れる雰囲気につつまれおり、
床は足の長い絨毯仕上げで足音を消し去り、
展示室各所に置かれているマルセル・ブロイヤーのイスも含めて「これぞ美術館!」といった感じの体裁でした。




谷口吉生設計の美術館はいくつか訪れているのですが、なんとなく共通している空間構成を感じられたことが個人的な収穫でした。
特に、一見敷地の高低差を活かしたような計画に思いますが、実際は人工的な築山までを含めた設計は谷口吉生氏らしい世界観を表していると思います。

それ以外にもいくつか思ったことがありますが、百聞は一見に如かず、以下におすすめを挙げておきます。
一度訪れてみてはいかがでしょうか?

また、併設されている資生堂企業資料館も閉館が決定済み。
奇しくも訪れた日が開館最終日でした。
資生堂の創業当時からの歴史を辿りながら、当時販売していた商品パッケージ、当時の広告など貴重な資料ばかり。
必ずどれかは目にしたことのあるものが見つかるので、門外漢でも楽しめる展示だと感じました。
閉館後は横浜の「Shiseido Beauty Park」に集約するとのことですが、同じ環境で再び見ることができないのが残念です。
一級建築士 牧田


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。