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あけましておめでとうございます。本日は成人の日です。
新成人の皆様、そしてご家族の皆様、ご成人誠におめでとうございます。
成人式といえばですが、浦安市の成人式が6年ぶりに東京ディズニーランドで行われることで話題ですよね。
ミッキーやミニーに祝福される門出は、新成人の皆さんにとって一生の思い出になることでしょう。本当にうらやましい限りです。
さて、そんな多くの人の憧れであるディズニーリゾートですが、今日は少し「建物(建築)」という視点から、パークに隠された面白い秘密をご紹介します。


ディズニーシーのロストリバーデルタ内に茅葺屋根の建物があることはご存じですか。
実はこれ、建築基準法から見ると「ありえない建物」なんです。
ディズニーリゾートのある千葉県浦安市の都市計画情報を確認してみると22条区域に該当しています。
22条区域とは:建築基準法第22条に基づき、市町村が指定する簡易的な防火規制区域のことを指します。
この法律によって、屋根は不燃材(燃えにくい材料)で葺くことが義務付けられています。
茅などの植物性の材料は非常に燃えやすいため、本来であればこの法律の規制により、22条区域内で茅葺屋根を作ることはできません。
「夢の国」といえど、日本の法律からは逃れられないはずです。
そこにはどんな魔法がかけられているのでしょうか。
「本物」を作るための驚きの解決策
気になって調べてみたところ、驚くべき方法をとっていました。

なんと、一部の区域だけ「22条区域の指定解除」を行っていたのです。
ディズニー側には、「作り物の屋根ではなく、本物の茅葺を使って世界観を完璧にしたい」という強いこだわりがありました。
そこで行政と交渉し、特例としてそのエリアの規制を外してもらったのです。
もちろん、ただ外しただけではありません。
万が一の火災に備え、屋根全体を水で覆うことができる特殊な放水設備(ドレンチャー)を設置するなど、法律の基準以上の安全対策を徹底することで、ようやく許可が下りたといわれています。
私たちが何気なく見ているあの屋根には、「ゲストを物語の世界に没入させるためなら、法律の壁さえも安全を確保した上で乗り越える」という、作り手たちの凄まじい情熱が込められていました。
新成人の皆様も、これから社会に出ると様々な「壁」や「ルール」にぶつかるかもしれません。 そんな時は、このディズニーの屋根の話を思い出してみてください。情熱と工夫次第で、道は開けるかもしれません。
改めまして、本日はおめでとうございます。
一級建築士:櫻井


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。