建築レポート

2026.01.16

偶然立ち寄った、心地よい建築 ― 京都・新風館

以前、京都を歩いている途中、

何気なく視線が止まった建物がありました。

 

そのまま足を向けた先が、『 新風館 』でした。

当時は建物の名前も知らず、

ただ外観の落ち着いた雰囲気や、

中へと続く回廊の空気感に惹かれて歩いていました。

 

後になって調べてみると、

電話局の一部を残した「保存棟」と、

隈研吾さん監修による「新築棟」で構成された

商業施設であることを知りました。

建物の中に入ってまず印象に残ったのは、

商業施設でありながら、

どこか「通り道」のような安心感があることです。

買い物をしなくても、

ただ歩いているだけで気持ちが落ち着く、

そんな余白のある構成だと感じました。

 

外観やサイン計画もとても控えめで、

新しさを強く主張するのではなく、

街並みの一部として自然に馴染んでいます。

素材の使い方やディテールの見せ方からは、

設計の「足しすぎない」判断が随所に感じられました。

建築が主役になりすぎず、

人や街の背景として静かに存在している。

 

建物がシンプルだからこそ

店舗内にある目を引くオブジェや空間が

より印象的に映ります。

偶然立ち寄った場所だったからこそ、

その心地よさを、

先入観なく味わえた建築でした。

 

一級建築士 鎌形

TEN ARCHITECTS DESIGN
TENアーキテクツの家が
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