設計レポート

2026.05.21

屋外照明

朝から雨が降り出しそうな日のことですが、事務所近くを歩いていた時に、
そろそろ雨かな?と見上げた時に、ふと目に入ったモノがありました。
それは…

 

 

これが雲の切れ間から光る虹だったら叙情的で美しかったんでしょうけど、
難儀な性分で、目についたのはちょっと古めの屋外照明でした。

特段珍しい機器ではないんですが、ちょっとだけ「?」となり、同時に懐かしさを感じてしまいました。
というのも、この形状の照明器具はかつては浴室の照明としてよく使われていたモノなんです。
年輩の方ならわかっていただけると信じています。
で、
浴室で見かけていた照明が外壁についているのがなんだか妙な違和感を覚えて…
ただ同時に、「なるほどねぇ」と思っている自分がいました。

 

その理由というのは、
今から数十年前、自分が設計業務に携わり始めた頃の屋外照明は本当に種類が少なく、
選べる機器は街路灯のような大型の照明器具ばかりで、住宅に不向きだけでなく価格的にもかなり高額だったんです。
屋外で使うのですから当然防水でなければ使えません。
当時の防水仕様の照明器具で住宅用として汎用的なモノといったら浴室用の照明器具しかなかったんです。

つまり、苦肉の策として選ばれた屋外照明が浴室用照明ということなんです。
単に頼まれた電気屋さんが、それしか無いからって理由で設置したかも知れませんが、
何かデザインする限界を感じてしまいました。

 


 

ちなみに当時のデザイン事務所はどうしていたかと言うと、

 

 

大手の照明器具メーカーでは取り扱いの少なかった『船舶照明』を無理やり住宅に付けていましたね。

今では照明器具のLED化も一気に進んで、
防水の照明器具も増え、デザインの幅が格段に広がりました。
あまりに種類が多く選定するのも大変なんですが、
当時の限られた種類から選ぶのではなく、
ほうぼう探して見つけることの方がよっぽど頭を使っていたんじゃないかと思ったりしています。

 

一級建築士 牧田

TEN ARCHITECTS DESIGN
TENアーキテクツの家が
ピッタリな方はこんな方
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    全て納得したい。

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    他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

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    一緒に家づくりをするパートナーを探している。

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