建築レポート

2026.06.10

晴耕雨読

梅雨入りの知らせが聞こえる頃となりました

たいていの場合、雨の日に外に出掛けるのは億劫です

特に梅雨の時期をどう過ごすか迷う事が多いのではないでしょうか

けれど少し視点を変えると雨の日こそ魅力が増す場所があると思う

普段は賑やかな場所であっても、静けさの中にただ雨音のみが聞こえる

小さないきものや植物は水に濡れ輝きを増す。

 

雨の日に風景を眺めてみると晴れの日より奥行がはっきりと感じられる

晴れの日には近景と遠景の両方がくっきりと見えるが

雨の日は見ている側と遠景の間にぼんやりと白いもやがかかり

近景に比べ遠景の輪郭が曖昧になるからであろう。

 

雨は地形を顕在化させます

土地の高低差によってできる浸水や水たまり、地質によっても水はけが悪い場所ができます

住宅(建築)を創るにあたっても重要な部分であります

TENでは土地の状況を調査、把握しGL、配置を設定し、雨水排水経路や素材、舗装や浸透なども考慮し

快適に生活のできる、また建物を長く維持する為にも慎重に検討を重ね、設計しています

 

晴耕雨読「せいこううどく」とは

『良く晴れた日には田畑を耕し汗を流し、雨が降る日は家の中で読書をし教養を深める』

という意味として使われますが

『いつどんな時でも、ただ待っているのではなく、いつか来るであろう好機に備え

準備を怠らないようにし自然に抗うことなく次の飛躍の為の準備期間にする』

という意味もあります

 

これから自分が関るかもしれない仕事、建築・デザイン・空間創りへ

積み重ねてきたもの活かし、これから積み重ねるものの為に日々、学び、吸収したい

 

雨が土地の積層に浸透するように、恵をもたらしたいと思う。

 

投稿者:Like-Sunny

 

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