施工レポート
住宅に使用される鋼板の割合は年々増加しています
近年、全国の新築住宅の屋根材は約40%はGL鋼板系(ガルバリウム鋼板)で他の材料を抑えています
また意匠性(デザイン性)も評価されて外壁での使用も増えてきました


【GL鋼板(ガルバリウム鋼板)アルミニウム(55%)亜鉛(43.4%)シリコン(1.6%)の合金を鋼板にメッキしたもの】

アルミの膜が錆を防ぎ、亜鉛が身代わりとなり腐食を食い止める為、従来のトタン板と比べ数倍長持ちします
他の材料に比べ軽く、建物の負担が少なく地震にも強く適切なメンテナンスにより30年以上の耐久力のある材料です
傷や凹み、雨音や熱の伝わりやすさなどのデメリットがありますが仕様箇所、施工仕様や方法によりある程度防げます

GL鋼板を外壁に使用した際に白いポツポツが出る事があります
これは『白錆』と呼ばれるものです。錆とは基本的に『赤錆』か『黒錆』ですが
この白錆とは鋼板(鉄)の上にメッキされた亜鉛の化合物です。
鋼板に付着した海塩粒子や黄砂(腐食因子)が鉄を錆びさせようとしますが
亜鉛メッキが犠牲となって鋼板を守っている現象(犠牲防食作用)です
屋根の場合ですと腐食因子が付着しても雨で流されてしまいますが、外壁などで
雨の当たりにくい軒下などの部分などでこの『白錆』が発生する事が多くみられます
『白錆』が発生しているという事は鋼板を守る機能が働いているという考え方もできますが
黒色など濃色のGL鋼板を使用する場合は目立ちやすくなります。
対策としては3カ月に一度程度、雨の代わりにホース等で水をかけ、腐食因子を流しておくだけで
発生をかなり抑える事ができます
また、金属の錆や腐食の原因として空気中の酸素や水、排気ガス、鉄粉、また酸性雨や沿岸部などの
塩害によるものがあります。施工環境や地域によって使用する際には注意が必要です
他に異種金属接触腐食・ガルバニック腐食があります(電食ともいわれます)
金属は一般的に、異なる金属との接触(鉄と銅、鉄とアルミ等)の接触により
「卑」と「貴」の金属に分かれており「卑」の金属が早期に腐食します
銅とガルバリウム鋼板が接触するとガルバリウム鋼板が早期に穴あき、腐食します
また、ガルバリウム鋼板にステンレス釘(ビス)を使用する場合などがありますが、
防水パッキンや樹脂ワッシャーなどを使い絶縁、金属同士が触れないようにします

ガルバリウム鋼板は「ノーメンテナンスで長持ち」などと間違ったPRを聞く事もありますが
完璧な材料ではありません、しかし他の材料と比較しても非常に優れた素材である事は間違いないと思います
TENでもガルバリウム鋼板は今後も多く採用して行くと思います
材料の特性、性質を知り、設計、計画、施工する事により、長所を生かし、短所を克服し、
これからも安全で長持ちする、スタイリッシュな建物を創って行きます

性格や立場(電位)が違う人が無理に直接、深く関わった時、エネルギーやメンタルが削られ、
特定の一方だけがすり減ってしまう事がないよう適切な距離を保つ事も重要なのだと
このブログを書きながら、そんな事が卑な私の頭に浮かんだ。
Like-Sunny


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。