施工レポート

2025.10.16

熱海市K様 高低差のある敷地に建つスキップフロアの家

今回は今年お引渡しを終えた熱海市K様邸

『 高低差のある敷地に建つスキップフロアの家 』をご紹介させていただきます。

 

計画のはじまり

当初のご相談時から「スキップフロアのある家にしたい」「ガレージがほしい」というご希望をいただきました。

お施主さまご自身が間取りのイメージを描かれており、そこに外観デザインや高さの調整、動線の整理を重ねながら、最終的なプランをまとめていきました。

 

プランの特徴

◎ガレージの高さを抑えた計画

ガレージの高さをあえて低く設定し、道路との高低差を活かしつつ、建物のボリュームが大きくなりすぎないように

その分、室内の階段段数を減らし、生活動線の負担を軽減しました。

限られた敷地の中で、立体的な構成と使いやすさを両立した計画としています。

 

◎ ゆるやかにつながる空間

室内はスキップフロアによって、リビング・ダイニング・趣味スペースが緩やかに連続する構成。

どこにいても家族の気配が感じられ、視線の抜けが生まれることで空間以上の広がりを感じます。

家具や小物の選び方にもお施主さまのセンスが光り、建築とインテリアが一体となった住まいに仕上がりました。

 

◎プライバシーと開放感のバランス

敷地の周囲は人や車の通りが多いエリア。

そのため、窓の高さや位置を慎重に調整し、光を取り込みながらも人目を避けた計画としています。

お隣さんのお庭の風景を借りた借景が家の中から楽しめます。

また、道路側の大きな窓には木製ルーバーを設け、外観デザインのアクセントにもなっています。

 

◎ 格子の裏に隠れた機能美

南側の開口部には、格子の受け材と物干しバーを一体化したディテールを採用。

外観の印象を損なわず、日常の使いやすさも兼ね備えています。

「美しさと機能の両立」を目指しています。

高低差のある敷地を“短所”ではなく“個性”として活かすことを意識しました。

スキップフロアの立体構成を活かしながら、ガレージ・居住空間・外観デザインが一体となった住まい。

建物の高さや段差を丁寧に調整することで、外から見ても中で暮らしても、バランスの取れた家となり、

"心地よさの設計"がかたちになった一邸となりました。

 

一級建築士 鎌形

TEN ARCHITECTS DESIGN
TENアーキテクツの家が
ピッタリな方はこんな方
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    全て納得したい。

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    こだわりを実現したい。

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    デザインにこだわりたい。

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    他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

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    一緒に家づくりをするパートナーを探している。

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    じっくり取組みたい。

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    人と同じ家はいやなんだ。

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