施工レポート
今回は今年お引渡しを終えた熱海市K様邸
『 高低差のある敷地に建つスキップフロアの家 』をご紹介させていただきます。

計画のはじまり
当初のご相談時から「スキップフロアのある家にしたい」「ガレージがほしい」というご希望をいただきました。
お施主さまご自身が間取りのイメージを描かれており、そこに外観デザインや高さの調整、動線の整理を重ねながら、最終的なプランをまとめていきました。
プランの特徴
◎ガレージの高さを抑えた計画
ガレージの高さをあえて低く設定し、道路との高低差を活かしつつ、建物のボリュームが大きくなりすぎないように
その分、室内の階段段数を減らし、生活動線の負担を軽減しました。
限られた敷地の中で、立体的な構成と使いやすさを両立した計画としています。

◎ ゆるやかにつながる空間
室内はスキップフロアによって、リビング・ダイニング・趣味スペースが緩やかに連続する構成。
どこにいても家族の気配が感じられ、視線の抜けが生まれることで空間以上の広がりを感じます。
家具や小物の選び方にもお施主さまのセンスが光り、建築とインテリアが一体となった住まいに仕上がりました。

◎プライバシーと開放感のバランス
敷地の周囲は人や車の通りが多いエリア。
そのため、窓の高さや位置を慎重に調整し、光を取り込みながらも人目を避けた計画としています。
お隣さんのお庭の風景を借りた借景が家の中から楽しめます。
また、道路側の大きな窓には木製ルーバーを設け、外観デザインのアクセントにもなっています。

◎ 格子の裏に隠れた機能美
南側の開口部には、格子の受け材と物干しバーを一体化したディテールを採用。
外観の印象を損なわず、日常の使いやすさも兼ね備えています。
「美しさと機能の両立」を目指しています。

高低差のある敷地を“短所”ではなく“個性”として活かすことを意識しました。
スキップフロアの立体構成を活かしながら、ガレージ・居住空間・外観デザインが一体となった住まい。
建物の高さや段差を丁寧に調整することで、外から見ても中で暮らしても、バランスの取れた家となり、
"心地よさの設計"がかたちになった一邸となりました。
一級建築士 鎌形


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。