建築レポート
大阪関西万博が今年4月から半年の会期を終了しました。
残念ながら会期中に大阪夢洲に訪れることはできませんでした。
今後の運用次第では部分的に残る可能性があるようですが、
基本的にパビリオンは仮設建築のため、そのほとんどが解体されてしまいます。
その一方で、かつての万博会場には訪れる機会がありました。
大阪吹田の万博記念公園にです。

実はこの万博というイベント、今回の大阪関西万博に限らず、
仮設建築であるためか建築界隈において若手建築家が参画することが多く、
彼らが世に広く知らしめる舞台としての認識が高いことは意外と知られていません。
1970年に開催された大阪万博では、
メインとなるお祭り広場は丹下健三氏(当時50代後半)に拠るものでしたが、
会場計画・建築計画において当時30~40代だった若手建築家が深く携わっていたというのですから、
この業界に携わっている身としては夢のある話です。
現在の万博公園は、半世紀以上前の面影を残すものはわずかではありますが、
シンボルの『太陽の塔』は大きくそびえ立ち、
一部は『EXPO’70 パビリオン』として今も展示物が残されているようです。
でも、今回訪れた目的は『国立民族学博物館』、通称『みんぱく』への訪問です。
大阪万博開催時には存在していないみんぱくなんですが、
パビリオンの展示品として収集されていた資料も含まれて収蔵されているとのこと。



訪れたときは数時間で見てまわれるだろうと思っていたのですが、
とにかく展示物が多く、結果的に最後は足早に見て回ることになったのが悔やまれます。
もし訪れる機会がある際はじっくり見る価値はあるので、
丸一日かけてまわるくらいの余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
一級建築士 牧田


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。