建築レポート
先日のお休みに、京都の鳩居堂へ。
ずっと訪れてみたかった場所に、ようやく行くことができました。
桜を見に行くつもりが、
気づけばすっかり建築を見に行く旅に。
鳩居堂本店(設計:内藤廣)を目指していたのですが、、、

その先にあった第3店舗に心惹かれたので、
そちらをご紹介いたします。
外観はとても静かで、街に溶け込むような佇まい。

黒く焼かれた杉板と、低く抑えられた軒。
その奥に引き込まれるような開口があり、自然と中へと導かれていきます。

この“入り方”がとても心地よく、
外と内の境界がやわらかくつながっている印象でした。
内部に入ると、空気が少し変わる感覚。

杉板型枠コンクリートの壁と天井に囲まれた空間は、
素材の表情そのものが空間の主役になっています。
型枠の跡がそのまま残るコンクリートは、
ラフでありながらも均一で、どこか整った印象。
音響を考慮して凹凸の杉板型枠仕上げ。

特に印象的だったのは、光の落ち方。
真上から入る光が、
壁面をなぞるように広がり、
空間全体に静かな陰影をつくっていました。
照明ではつくれない、
自然光ならではの柔らかさを感じます。

また、細部の納まりもとても丁寧でした。
木とコンクリートの取り合い、
鉄の見せ方、
床と外部の連続。

どれも主張しすぎず、
素材同士が自然につながるように設計されています。
特に、外部と内部の床レベルや見切りの納まりは、
空間の連続性を意識した繊細なディテールでした。

派手なデザインではないけれど、
そこにいると落ち着く理由が、確かにある。
素材と光、そして納まりの積み重ねでつくられた空間。
改めて、設計の本質を考えさせられる場所でした。

一級建築士 鎌形


全て納得したい。

こだわりを実現したい。

デザインにこだわりたい。

他でプランをしてみたが意向が伝わらない!!

一緒に家づくりをするパートナーを探している。

じっくり取組みたい。

人と同じ家はいやなんだ。