施工レポート

2009.10.26

割り箸を使わないことが、環境に良い?

少し前、世界中で森林伐採が問題視されていました。

それは、二酸化炭素などの温室効果ガスを

木は酸素に返還する作用があり、森林を伐採することで、

その効果が減少する為です。

そんなことで、割り箸は木を使い捨てするイメージもあり

割り箸を使わないことが、環境意識が高いということになっています。

しかし、割り箸を使わないことが本当に環境にいいことなのでしょうか。

戦前日本は、建築資材をの得る為に、大量の杉・桧を日本各地に植林しました。

その植林された木は、戦後の安価な外国木材の大量輸入で使われる事が無くなり、

貨幣価値が無くなった山林は手入れされず、間伐が行われず、荒れてしまい、

二酸化炭素を酸素に変える光合成が十分出来ないでいます。

その為山に少しでもお金を落して山の手入れをして頂くようにしていかなければなりません。

その中で間伐材の有効利用が必要になっていきます。

間伐材を切ってお金に変えていく試みが必要です。

しかし間伐材は、材も細く、なかなか有効活用することが難しいです。

そこで間伐材で「割り箸をつくれば」という発想が出てきます。

環境問題を考えた上での割り箸です。

環境問題は様々な要素が積み重なる難しい問題です。

自然は一筋縄ではいかないやっかいなものなのですね。

 

 

 

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